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平成23年3月に発生した東日本大震災の発生をきっかけに、私たち一人一人が暮らしを見つめ直し、
ほんとうの幸せとは何かについて考えなければならないと思うようになったのではないでしょうか。
いま日本は、さまざまな分野のグローバル化により大きく揺さぶられ、方向を見失っているようにも
見受けられます。こんなときこそ身近な人が手を取り合い、しっかりと学びあって地域コミュニティーを
築き、また必要な発信を行っていかなければと考えます。
特定非営利活動法人ポラーノの広場は、暮らしに関わる諸問題、とりわけ食と農、環境、教育について
賢治の教えを学び、発信を行っていきます。
また被災者や社会的弱者の自立へのステップアップとなるよう、緑地管理技能の伝え事業に取り組みます。
さらに、日々の暮らしに潤いと癒しを与えてくれる音楽の素晴らしさを共有できるイベントを開催しています。
岩手県紫波町の田園風景を望むビューガーデンは、宮澤賢治の親友で「セロ弾きのゴーシュ」のモデルと
いわれた藤原嘉藤治が、「農民芸術概論」の体現を図ったといわれ開拓地でした。
この地において宮澤賢治の思想に学び、人としてのまことのしあわせを求めていきたいと考えます。
そして、誰もがここからの農の現風景を堪能し心地良い緑環境に戯れて、明日への活力を得ていけるよう、
賢治と嘉籐治が夢見たポラーノの広場をめざしていくことを理念に邁進していきます。
特定非営利活動法人ポラーノの広場
理事長 瀬川正子
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